摂津名所図会 昆陽寺

摂津名所図会によると、昆陽寺の周りには、たくさんの田畑があります。
山門などがしっかりと描かれており、当時も今も壮大なお寺であったことが伺えます。
奥に見えている湖は、昆陽池でしょうか?それとも、雲を書いているのを省略して、水に見えているのかもしれません。
昆陽寺の前を通る道は、西国街道だと思われます。ここに大名行列を含むさまざまな人々が往来したことでしょう。
西国街道の南(?)には寺本村と書かれており、ここに寺内町があったと思われます。
当時のガイドブックから、推し量ることができます。
伊丹の歴史を感じられる図会ですね。
昔の人が見た景色を今も見られる、感じられる。貴重な図会だと思います。
解説がとてもわかりやすく、引き込まれました!
本サイトは現在は昆陽を中心に解説しておりますが、伊丹には清酒の街という側面もあります。
昆陽の記事をたくさんあげたら、次は伊丹郷町の話もアップしてきます。
よろしくお願いします。