2025 8月

酒造りの物語

伊丹郷町は、有岡城築城時に区画整理された、商工の街である。   侍は寺内町と言われる、今のJR伊丹付近に居を構え、商工は西側に居を構え、在郷町が形成される。   伊丹は、有岡城落城以降は、城主が不在で… 続きを見る »

摂津名所図会 昆陽寺

摂津名所図会によると、昆陽寺の周りには、たくさんの田畑があります。 山門などがしっかりと描かれており、当時も今も壮大なお寺であったことが伺えます。   奥に見えている湖は、昆陽池でしょうか?それとも、雲を書いて… 続きを見る »

千僧の物語

千僧は、国道171号線の南にある、伊丹市役所がある。 また、自衛隊の千僧駐屯地も有名である。 由来は諸説あるが、有力なものは、行基さんに遡る。   昆陽の街は、行基の昆陽池造営で栄えた街であるが、その昆陽池を造… 続きを見る »

昆陽の物語

昆陽は、行基さんによって造営された昆陽池で、開墾が進み、豊かな村にでした。 しかし、戦乱の時代である、室町時代末期からは戦火に巻き込まれないように、昆陽寺を中心とした自衛の街寺内町に発展する。 ※寺内町とは寺院を中心とし… 続きを見る »

有岡城の物語

有岡城はもとも、伊丹氏の伊丹城があったが、荒木村重により大改修され、有岡城となる。   有岡城は、落成すると、ルイスフロイスは「甚だ壮大にして見事なる城」と評した。 廃城となりその姿を現代で確認することはできな… 続きを見る »

伊丹台地の物語

12万前は伊丹は浅い海であったが、武庫川と猪名川に運ばれた土砂が堆積し大地が作られた。 さらに六甲・淡路断層帯に位置する伊丹(昆陽地方)は、土地の隆起で、作られます。   さらに猪名川によって削られ、作られたの… 続きを見る »

伊丹物語 飛鳥時代

伊丹市は、西に武庫川、東に猪名川に挟まれた平野である。 しかし、昆陽には断層が走り、まわりより少し窪んでおり、北から南に向けて流れる、天王寺側と天神川が昆陽の窪みで方向をかえ、西へ流れる。この辺りは天然の池になった。 こ… 続きを見る »

橘御園の物語

摂関家(藤原氏)の所領で、エリアは時代に異なるが、伊丹市から尼崎北部に広がる荘園。 元々は、行基さんが昆陽池を開墾し、奈良時代の班田収授法やその後の墾田永年私財法などの背景もあり、開墾地が加速した。   まちづ… 続きを見る »

諸白文化の物語

諸白とは、日本の醸造技術の一つで、麹米と掛米両方に精米を用いた製法。 両方の意味を持つ「諸」と白米の「白」。伊丹でこの製法が確立され「伊丹諸白」と呼ばれ、江戸で下り酒として人気を博した。 これにより、伊丹の酒造家は財を築… 続きを見る »

Sidebar