地名

酒造り

酒造の街といえば、現在では西宮の灘五郷が有名で、現在でも多くの酒蔵が残る。 西宮ではなぜ、酒が作れたのか?という疑問は、実は簡単で、鉄を含まない水(無鉄の水)があるからである。しかし、鉄分を一切含まない水はそう多くない。… 続きを見る »

昆陽本陣

本陣とは、身分の高い人が利用する宿泊施設の総称で、本陣があるかないかで、宿場町であったかどうかを知ることができる。 特に参勤交代が行われた、江戸時代では本陣が活用された。   しかし、参勤交代が廃止され、明治維… 続きを見る »

猪名川

猪名川は淀川系支流の一つで、大阪と兵庫県の境を流れる川である。 少し西に行くと、武庫川という大きな川が流れており、伊丹はこの武庫川と猪名川に囲まれた都市となる。 洋の東西を問わず、文明は川から生まれることが多い。伊丹の始… 続きを見る »

千僧の物語

千僧は、国道171号線の南にある、伊丹市役所がある。 また、自衛隊の千僧駐屯地も有名である。 由来は諸説あるが、有力なものは、行基さんに遡る。   昆陽の街は、行基の昆陽池造営で栄えた街であるが、その昆陽池を造… 続きを見る »

昆陽の物語

昆陽は、行基さんによって造営された昆陽池で、開墾が進み、豊かな村にでした。 しかし、戦乱の時代である、室町時代末期からは戦火に巻き込まれないように、昆陽寺を中心とした自衛の街寺内町に発展する。 ※寺内町とは寺院を中心とし… 続きを見る »

有岡城の物語

有岡城はもとも、伊丹氏の伊丹城があったが、荒木村重により大改修され、有岡城となる。   有岡城は、落成すると、ルイスフロイスは「甚だ壮大にして見事なる城」と評した。 廃城となりその姿を現代で確認することはできな… 続きを見る »

橘御園の物語

摂関家(藤原氏)の所領で、エリアは時代に異なるが、伊丹市から尼崎北部に広がる荘園。 元々は、行基さんが昆陽池を開墾し、奈良時代の班田収授法やその後の墾田永年私財法などの背景もあり、開墾地が加速した。   まちづ… 続きを見る »

諸白文化の物語

諸白とは、日本の醸造技術の一つで、麹米と掛米両方に精米を用いた製法。 両方の意味を持つ「諸」と白米の「白」。伊丹でこの製法が確立され「伊丹諸白」と呼ばれ、江戸で下り酒として人気を博した。 これにより、伊丹の酒造家は財を築… 続きを見る »

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